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英語のできる子の親は「7つの方法」で興味を持たせていた。ぜんぶ話そうと思う。

投稿日:2017年5月17日 更新日:

こんにちは、重悟です。

何百人という小学生を指導していると、英語の習いはじめから「英語に興味がある子」と「英語に興味がない子」にはっきりと分かれます。

それで「英語に興味がある子」の親にヒアリングしてみると、きまって親御さんたちは、英語に興味を持つようなきっかけを家庭でつくっていることに気づきました。

つまり子どもって、自然に英語に興味を示すようにはならないんです。

ちょっとしたきっかけをつくってあげることで、英語に興味がない子でも、やがて興味を持つようになるんです。

その方法というのが、まとめると7つあったので、ここでぜんぶ紹介します。

 

2020年度から新しい指導要領がはじまりますね。

英語改革をまえに、早め早めに英語に興味・関心を持つようにしたい。

うちの子、英語にたいしてぜんぜん興味・関心がないから、どうにかしたい。

そんなすべての方の参考にしてください。


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1.「英語の歌」から音に親しませる

1つめの方法は「英語の歌」を聞かせることです。

以前の記事(うちの子、どんな英語塾に通わせたらいいの?判断する5つのポイント)でも書きましたが、外国語の習得には音から入るのがもっとも効果的です。

とくに音楽だと、子どもも「勉強」という意識なしに、自然と興味・関心を持つことができます。

英語のできる子の親御さんたちは以下のような工夫をしていました。

  • 乳幼児期から、日本語の童謡にまぜて英語の童謡も聞かせていた
  • 車で移動するときはつねに「アルファベットの歌」を2人で大合唱
  • ディズニーが好きなので英語版CDを買って聞かせたらドハマりした
  • わたしが洋楽好きで家事のあいだじゅう流していたら、いつのまにか子どもが歌えるように

みんなに共通するポイントは

「乳幼児~小学校低学年という早い時期に」

「移動や家事をしながら、ついでに」

という2点です。

 

できるだけ早い時期に、肩ひじはらずに英語の歌を聞かせることが、英語に興味を持たせるきっかけとしていいようですね。

実際に親御さんたちが聞かせていた英語CDを2つほどリンクしときます。

2.「英語の絵本」を読み聞かせる

2つめの方法は「英語の絵本」を読み聞かせることです。

この方法はとくに、英語の文に親しむきっかけになるという点で効果的です。

 

英語の文にも親しんでおかないと、英語の「読み」「書き」の勉強に入ったときにつまずいてしまいます。

よくいるんです、英語の歌や英会話教室で「聞く」「話す」には親しんでいるけど、英語の文にはまったく触れてきていないから、「Hello」さえ読めない小学生が。

こういう子はとくに中学以降の英語でつまずきやすくなります。

だから英語の文にも早くから興味・関心を持たせることが必要なんですね。

 

とはいっても、最初から長い英文の絵本は必要ありません。

1ページに1文ていどの、絵だけ見たら内容がわかるものからはじめるといいでしょう。

日本語の絵本とおなじように読み聞かせて、子どもが「どんな意味?」と言ってきたら教えてあげたらいいです。

時期としては、3歳以降の、あるていど日本語がわかる年齢からはじめるといいでしょう。

具体的にどんな絵本を読み聞かせたらいいか、わたしが聞いたかぎりで人気だったものを下にいくつか紹介しておきます。

3.「英語カード」で遊ばせる

3つめは「英語カード」をおもちゃにするという方法です。

これも英語の文に早くから親しませる効果があります。

使い方のポイントは、フラッシュカードのようにいかにも勉強としてさせるのではなく、子どもに勝手に遊ばせるというもの

親が「さあ、カードをさせるぞ!」と意気込んでしまっては、子どもは興味を示すどころか、引いてしまいます。

使い方だけ教えて、あとは勝手にさせたほうが子どもも意欲が高まるし、より興味を持ったまま長続きするでしょう。

 

だから、英語カードに音声も付いているもののほうがいいようですね。

カードリーダーに通したら音が流れるとか、CDが付いていて、流れた音に合うカードをかるた取りのように取るとか。

「これで子どもが勝手に遊んでました」というものをひとつだけ紹介しときます。

4.「アルファベットの表」をよく見る場所に貼る

これもまた、英語の文に早くから親しませる効果があります。

とくにアルファベットは英語の原子みたいなもの。この26文字をすべて覚えたら英語の書きにつながります。

家のなかで、子どもがよく見る場所に貼っておけば、アルファベットを覚えるきっかけとなるでしょう。

 

意外に多かった場所が「お風呂」

防水性の表をお風呂場の壁に貼って、毎日一緒につかりながら、一緒に読んで遊んだりしたそうです。

ただひとつ注意点は、「これ読める?」なんて子どもを試さないこと。

試された時点でそれ、勉強です。

まず読んであげて、一緒に読んで、そしてひとりで読めたらほめる。

この流れを忘れずに、「勉強」ではなくて「遊び」として楽しく興味を持たせましょう。

5.「練習帳」をつかって英語の書きも楽しませる

絵本、カード、アルファベットの表で英語の「読み」に慣れてきたら、今度は英語の「書き」にも触れさせます。

中学生からは英語の本格的な書きがはじまりますし、2020年度からは小学5年生から書きが導入されます。

できるだけ早めに、アルファベットの大文字・小文字、身近な単語、自分の名前などを書けるようになっておくとおトクです。

 

いまはいろんな英語用の練習帳がありますが、選ぶときのポイントとしては、

  • 負担の少ないように、最初はなぞり書きから
  • 子どもの興味・関心が高まるように工夫してあるもの
  • 音声付きだとなお良い

という3点を基準に選ぶといいでしょう。

というか、英語のできる子の親から聞いた話を総合すると、この3点でした。

1つだけ、そんな練習帳を紹介しときます。

6.ふだんの生活にちょっとした「英会話」がある

6つめの方法は、ふだんの生活のなかに「ちょっとした英会話」を取り入れることです。

これ、そんなに難しく考えなくても、学校で英語を習い始めたならとくにかんたんにできます。

 

たとえば「今日の英語はどんなこと習ったの?」と聞きます。

それに対して子どもが、

「えーとねぇ、What’s your name? とか」と言ったら、

「My name is JUGO!」と答える。

これだけでいいんです。



ようするに、習った英語を使う機会がある、ということを子どもに認識させればいいんです

そうすると子どもも、さらに英語に興味を持つようになり、関心が高まり、意欲や態度もちがってきます。

家庭でのちょっとした英会話が、子どもの意欲を高めるきっかけとなるんです。

 

ただこれ、恥ずかしがり屋のお父さんにはむずかしいみたいです。

「パパが英語で答えられなかったら、罰ゲームでお風呂掃除と決めてますねー」と、むりやり巻き込んじゃってるお母さんもいました。

おそろしいすばらしいアイデアですね。

7.「もっと英語ができるようになりたい」というきっかけを与える

最後の方法はちょっとわかりにくいですが、ようするに、

もっと英語ができたらもっと楽しいな

と子どもが思えるような、なにかきっかけをつくってあげることです。

 

たとえば、海外のホームドラマを一緒に観ること。

もし子どもがそのホームドラマに興味を示せば、どんどん見せてハマらせましょう。

やがて子どもが「字幕がなくてもわかるようになりたいな」と思ってくれたらしめたもの。

それは、もっと英語ができるようになりたい、というモチベーションとなります。

 

あるいは、大好きな洋楽のアーティストができること。

やがて「この歌詞はどういう意味なんだろう」と興味を持つようになれば、しめたもの。

それもやはり、もっと英語ができるようになりたい、というモチベーションとなります。

英語の勉強は楽しいだけではありません。

部活や習い事とおなじように、苦しい練習にも耐えていく必要があります。

とくに中学以降は、楽しいだけではすまなくなります。

 

それでも子どもが勉強を続けられるかどうかは、ひとえに、子ども自身のモチベーションにかかっています。

だからこそ、子どもにモチベーションを持つきっかけを与えてあげることができたなら、それは家庭でできる英語教育において、いちばんの成功といえるでしょう。

 

何がきっかけとなるかは、子ども次第です。

まずは親自身が好きなことを、子どもと共有したりしてみてください。

ちなみに小6当時のわたしに親父が共有してきたのはこれでした。↓
「サウンド オブ サイレンス」なんて歌詞ムズすぎるっつーの。

 

まとめ

以上、子どもに「英語に興味を持たせるための7つの方法」を紹介しました。

  1. 「英語の歌」から音に親しませる
  2. 「英語の絵本」を読み聞かせる
  3. 「英語カード」で遊ばせる
  4. 「アルファベットの表」をよく見る場所に貼る
  5. 「練習帳」をつかって英語の書きも楽しませる
  6. ふだんの生活にちょっとした「英会話」がある
  7. 「もっと英語ができるようになりたい」というきっかけを与える

幼児、小学生、中学生と、いまの子どもの年齢にあわせて、最適なきっかけを作ってあげてください。







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管理人の重悟(ジュウゴ)です。
30代、ライター兼ブロガー。

西洋史専攻の知識と民間教育経験を基に、
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