重悟のブログ

歴史・科学・教育のオモしろくてタメになる話。

日記

「山下清展」に行ったら絵画より名言に心癒された

投稿日:2017年5月13日 更新日:

こんにちは、重悟(ジュウゴ)です。

先日のGWに「放浪の天才画家 山下清 展」に行ってきました。
「裸の大将」で名前は知っていたんですが、絵を見たことはなかったので興味あったんです。

 

いやー、おもしろかった!

もちろん絵もよかったんです。

有名な「長岡の花火」も見れたし↓

貼絵/1950年

この「スイスの町」なんて、とても貼絵とはおもえないほど鮮やかだし↓

山下清「スイスの町」貼絵/1963年

 

これなんて、ホントに版画なの!?っていうこまかさ↓

山下清「牧の原(金谷)」版画/制作年不詳

 

ただそれ以上に感動したのが、山下清の

とりつくろわない言葉。

 

展覧会のいたるところに、山下清の残したことばの数々が添えてあったんです。

たとえばこんなの。

「みんなが爆弾なんか作らないで、きれいな花火ばかり作っていたら、きっと戦争なんて起きなかったんだな。」

 

ほかにもこんな文章も。

「戦争と言うものは一番怖いもので、一番大事なものは命で、命より大事なものはない。命を取られると死んでしまう。死ぬのは何より一番辛いもので、死んでしまえば楽しみもなければ苦しみもない。死ぬまでの苦しみが一番辛い。戦争より辛いものはない。」



スポンサーリンク

山下清も戦時下を生きた人ですが、戦争が怖いと正直に書いてます。

なんせ、徴兵が怖くて放浪の旅に出ちゃった人ですからね。

自分の欲望にとっても素直に生きた人なんだと思いました。

 

「死にたくない」「おにぎり食べたい」「自由でいたい」「絵を描きたい」・・・。

そんな欲望のままに生きていくことはなかなかできません。

とくに戦時下の日本で「戦争イヤだ」なんて言ったら、とたんに「非国民」扱いされますし。

だからこそ、自分の思いのままに生きることを貫いたかれの人生に、とっても憧れてしまいました。

そして、

思ったことをそのまま言える人間でありつづけたい。

思ったことをそのまま言える社会でありつづけてほしい。

そう感じました。

 

「山下清展」は全国各地の美術館で開催されていますね。

ちょっと遠くても、また行ってみたいと思えるすばらしい展覧会でした。







-日記
-,


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

関連記事

今後アップ予定の記事一覧

2019年中に書きたいものを以下6つほど。覚書用として。 具体的なアップの時期はわかりません。 目次歴史:フェミニズムの歴史的役割歴史:人間ムハンマド歴史:近現代のロシアの歴史歴史:アメリカ覇権の終焉 …

『あまちゃん』から考察する田舎④ 現代日本人の帰属意識その2

前回につづき、『あまちゃん』からうかがえる現代日本人の帰属意識について。 いちおう前回の内容をまとめると、 1回目・2回目の記事で書いた計10コの理由によって、地域コミュニティは消滅。その結果、いま田 …

初心者がアドセンス申請に苦労したけど、たった1日で承認されるまで①

ブログ3か月目、ド素人のジュウゴです。 webの知識がまったくないにもかかわらず、独自ドメインを取得して、wordpressでブログをつくり、デザインテーマは無謀にも「stinger8」。 それもこれ …

鴻鵠いずくんぞ燕雀の志を知らんや

こんにちは、重悟(ジュウゴ)です。 今年もツバメの季節がやってきましたね。うちにも今週から1組の夫婦がやってきて、軒下に巣をつくりはじめたところです。 お嫁さんツバメ 旦那さんツバメ 夫婦そろって 目 …

『あまちゃん』から考察する田舎② 地元は「集落」から「市」へ

前回につづき、戦後日本の田舎の激変について、『あまちゃん』を通した考察です。 今回は戦後の田舎で、地域帰属意識の対象が拡大したことを見ていきます。   3回目:『あまちゃん』から考察する田舎 …

カテゴリー



スポンサーリンク


管理人の重悟(ジュウゴ)です。
30代、ライター兼ブロガー兼講師。

西洋史専攻の知識と民間教育経験を基に、
歴史と教育について書いていきます。

科学と数学についてはヘタの横好き。
ラーメンも大好き。
彼女いわく「ちょっと変態」。

重悟という人間がわかる記事はこちら