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英語が必要な理由その3:子どもを英語塾へ通わせるべきか?

投稿日:2017年5月10日 更新日:

前回まで、英語が必要なたったひとつの理由をみてきました。

1回目:9割の日本人は英語を使わない!でも英語教育が必要なただ1つの理由
2回目:英語が必要な理由その2:英語をつかう職業をまとめてみた

じゃあ、うちの子は英語を早くから勉強させるべきだろうか?

とくに学校以外の塾や習い事を、させるべきなんだろうか?

今回はこうした疑問を考えていきます。


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よくわからないなら、させたらいい

まずは「うちの子に英語を勉強させるべきか」について。

見出しに結論を書いちゃいましたが、まあ最後まで読んでやってください。

1割の確率ってけっこう高い

前回まで、「将来的に英語を仕事で使う人は1割ていど」という事実をみてきました。

これはクラスに30人の子どもがいたら、将来英語を使うのは3人しかいないってことです。

のこりの27人は英語なんてできなくても、別の仕事についてバリバリやっていけます。

 

こんなこと聞くと、「え、じゃあ早期教育とか意味あんの?」って思いますよね。

意味あります!

だって1割(10%)ってけっこう高い割合だから!

 

ほかの習い事とくらべてみると、その割合の高さがわかります。

たとえばピアノ。
習い事としてはメジャーで、とくに女の子で習ってる子、多いですよね。

でも将来、ピアニストとして生計を立てるのは1万人くらい。

子どもの数が1600万人だから、割合にして0.06%。

1600人に1人しかピアノを仕事に使わないんです。のこりはみんな、ピアノ以外の仕事に就きます。

 

そう考えたら、10人に1人って、ものすごく高い割合なんですよ。

だから、子どもに早くから英語教育をさせることには意味があります。

習い事のなかでは、将来に役立つ可能性がいちばん高いといえます。



 

習い事にたいして過剰な期待をしない

「でも、ゆっても10人中1人の確率だろ?」
「そもそも将来どうなるかわからないし…」

親として、こうした不安も当然ですよね。

子どもの将来なんてどうなるかわかりません。わかるわけないです。

 

だから、最終的に習い事をさせるかどうかは、そのときの気分で決めたらいいと思います。

「習いたいー」って子どもが言ってきて、お金と時間に余裕があるならさせてもいいし。

「習う?」って子どもに聞いてみて、イヤーって言ったらやめたらいいし。

 

習い事って本来、それくらいのかるい気持ちでさせていいと思います。

なぜなら過剰な期待は子どもをつぶすからです。

わたしは10年以上、民間の教育業界で働いてきました。

出会った子どもと保護者の数は1万人以上にのぼります。

そのなかには、子どもにたいして過剰な期待をかける親御さんもいっぱいいました。

「うちの子はぜったい東大に入れようと思ってるんです」と言っていたお母さん。
「うちは代々医者の家系なので、こいつにも継いでもらわないと」と話すお父さん。

たいてい、親子関係が崩れていきました。

なかには精神疾患になった子もいます。

 

習い事なんて、「将来この子の役に立ったらラッキー」くらいの気持ちでさせるべきです。

とくに勉強系の習い事は。

だから英語の習い事も、はじめるなら、「とりあえずさせてみるか」という気軽な感じではじめさせてください。

 

学校だけで十分じゃないの?

ただ、子どもは学校でも英語を習います。

「学校の授業だけで十分じゃないの?」
「塾にまで行かせる必要があるの?」

と思いますよね。

子どもの英語力を判断する5つのポイント

結論をいうと、いまの子どもの状態によって、塾に通うべきかどうかちがってきます

もっと正確にいうと、子どもの発達段階別に、英語にたいする興味・関心をもっているか、またじゅうぶんな英語力を身につけているかどうかで、英語塾に行かせるかどうか変わってきます。



わたしは数千人の子どもを見ていくなかで、「英語ができる子はここがちがう」というポイントを5つ見つけました。
列挙するとこんな感じです。

  • 小学生までに音から英語に親しんでいるか
  • 小学生のうちに英語の文にも興味・関心をもっているか
  • 中学生の段階で家庭学習の習慣を身につけているか
  • 中学3年間の文法はバッチリか
  • 中学・高校で、英単語と長文読解の正しい勉強法をしているか

この5つがすべてできていたら、塾には行かなくていいでしょう。

逆に5つのうちどれか1つでもぬけていたら、塾に行ったほうが英語を得意になれる可能性が高まるでしょう。

 

くわしい解説は次回に…

ああ、また記事が長くなってしまった・・・。

この5つのポイントについて、それぞれのくわしい解説は次回にしていきます。

うちの子、どんな英語塾に通わせたらいいの?判断する5つのポイント







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管理人の重悟(ジュウゴ)です。
30代、ライター兼ブロガー。

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