ワシントンの「桜の木」は後世の作り話

日記

こんにちは、重悟(ジュウゴ)です。
今年もお花見に行ってきました。

上はちかくの公園で、下2枚は山奥のダムで撮影したものです。
どちらもとてもきれいでした。

ねがはくは 花のもとにて 春死なむ その如月の 望月のころ

と詠んだのは西行法師ですね。

「如月の望月のころ」とは、現在の太陽暦では3月下旬に当たります。仏教の開祖であるガウタマ・シッダールタが死んだ日、つまり釈迦入滅の日だそうです。
ちなみにお釈迦さまが死んだとき、満開の花びらを降らしたのは桜ではなくて、2本のサラの木、つまり沙羅双樹だったといわれています。



また桜の木といえば、アメリカの初代大統領ワシントンのお話が有名です。
桜の木を切り倒してしまったことを正直に話したというあれですが、これは後世の作り話。そもそも当時のアメリカに桜の木はありませんでした。ワシントンの謙虚な性格を誇張するために、伝記作家が盛ったんでしょうね。

ただ現在アメリカの首都であるワシントンD.C.では、毎年春に「桜祭り」が開催されています。この桜は日本から送られたものだとか。アメリカでも桜が楽しめるなんてなんかいいですね。

では。

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